「未払い税金があります」「本日中に納付しなければ差押えになります」といった
SMSやメールが届いた場合、まず確認したいのは金額ではなく
そのメッセージから支払いを求められているかです。
国税庁は、不審なSMSやメールから偽の国税庁サイトへ誘導する事例を注意喚起しています。
未払い税金や差押えをSMS・メールで急かされたら
| 表示された内容 | その場での判断 |
|---|---|
| 未納の税金を今すぐ支払うよう求める | メッセージ内のURLや決済先を使わない |
| 支払わなければ財産を差し押さえると書かれている | 期限に合わせて送金せず、国税庁・e-Tax側を別に開く |
| 還付金を受け取るため口座情報の入力を求める | リンク先へ銀行口座や暗証番号を入力しない |
| 「税務署からのお知らせ」と書かれている | 文面だけでは判断せず、e-Taxのメッセージボックス側を確認する |
税金に心当たりがある人ほど、偽の通知でも反応しやすくなります。
「本当に未納があるか」と「このSMSやメールが本物か」は別々に確認します。
届いたリンクを開かず、自分で国税庁やe-Taxへアクセスすれば、
偽サイトを確認の入口にする必要がありません。
e-Taxから届くメールと同じ見た目でも安心しない
e-Taxは、登録メールアドレスへメッセージボックスのお知らせなどを送る場合があります。
一方、国税庁はe-Taxから送るメールのパターンを案内しており、
掲載されたパターンと異なるものはe-Taxから送信したものではないとしています。
また、e-Taxメールにはファイルを添付せず、原則として本文にURLも記載しないと案内しています。
したがって「国税庁からメールが来ることは絶対にない」と考えるのではなく、
届いたメールから支払い・口座入力・ログインを始めないことが重要です。
通知に心当たりがある場合も、e-Taxを別に開いて確認します。
SMSをまだ押していないなら保存するのは3点だけ
- 送信元として表示されている名称や電話番号
- 届いた日時と本文
- 本文に書かれているURLや支払期限
確認のためにURLを開く必要はありません。
スクリーンショットなどで記録した後、
公式側に同じ内容があるかを確かめます。
リンクを押した後は「何を入力したか」で分ける
リンクを開いただけなのか、
氏名・住所を入力したのか、
e-Tax等のID・パスワード、カード情報、銀行情報まで渡したのかで対応は変わります。
支払いまで進んでいる場合は、偽サイトの相手ではなく、
利用した金融機関や決済会社の正規窓口へ直接連絡します。
電話で税金を要求された場合も同じ入口を使わない
国税庁は、税務職員を名乗る不審な電話や、
AI・自動音声で国税の納付を求める事例についても注意を出しています。
不審に感じた場合は相手が伝えた番号へ折り返すのではなく、
税務署の公式な連絡先を自分で確認します。

